碌々語碌 さ行
サンプリング定理
回転軸の精度測定には、回転軸同期周波数の2倍以上のローパスフィルターで非同期誤差運動の精度測定をおこなったり、また、全誤差振れ精度測定を行っている。この2倍の周波数は、サンプリング定理から定めたものである。この定理は、標本化定理ともいい、「ある波形を正しく標本化するには、波形の持つ周波数成分の帯域幅の2倍より高い周波数で標本化する必要がある」とも言われる定理である。 |
直彫り
一般的に金型は、自らの形状を対象工作物に転写する為に使用される。このため、金型自ら通常熱処理などで硬度を持たせ、その高硬度な材料を加工して所要な形状を得る。このような高い硬度を持った工作物に対して、従来の加工法では、放電加工により行われていた。最近の工程革新により、刃具による直接切削加工する直彫り加工法が開発された。この工法は従来の方式より、加工速度、加工精度などにおいて優れている。 |
次世代型微細加工機
超精密加工機と精密加工機の中間の加工機である。この加工機は大手顧客の要求である“加工精度は、超精密加工機の精度に匹敵する精度であり、購入価格は、精密加工機とほぼ同等な価格の加工機”という要望を取り入れた微細加工機をいう。 |
主軸二面拘束
主軸端とツールシャンク(刃具ホルダー)の接続(インターフェース)がテーパー面と主軸端面の2面で接続(拘束)されているもの。弊社実績ではHSK、NC5、Big Plusなどがある。 |
象限切換え
第1象限から第2象限などに切り替わる移動指令を指す。 |
象限突起 突起
2軸の円弧補間による指令動作において、摩擦抵抗と遅れ要素により指令の通りに動かない誤差のこと。突起のように部分的に凸形状になって現れる場合が多い。 |
シンクロスコープ
オシロスコープの一般名で、電気信号波形を表示させる計測器のこと。 |
真直度
「真直ぐさ」の度合いを示すもので、ここでは、ストレートエッジ基準で測定した真直性を示す。 |
スキュー
転がり案内の転動体である円筒状のころが転動面を転がる時に生じる現象で、エッジプレッシャスキューとも言う。この現象は、進行方向に転がっているころが、その方向と直角方向、ころの軸方向に微小すべりを生じさせる挙動である。この挙動は、転がり案内の進行方向が反転したときに生じやすく、転がり案内の姿勢を微小に変動する要因ともなっている。 |
スケジュール運転機能
長時間運転には必要な機能。加工順序、緊急割込みなど柔軟に対応することができる。 |
ストレートエッジ
直定規のこと。「真直ぐさ」の測定基準となる。 |
スロット スロット形ロータ
カゴ形誘導電動機の回転子は、電流が流れる導体がかご状になり、エンドリングとロータバーより構成されている。このかご形状を軸に加工で形成されたロータをスロット形と称す。銅材のスロットを軸に形成するのが難しく、モータ技術と共に技術の確立が必要。 |
精密加工機
微細な加工をターゲットとした加工機で、動きの最少移動量0.1μm以下の工作機械である。主にエンドミルによる微細形状、小径ドリルによる孔あけ加工を行うもので、一般的に求められる精度は数μm~サブμmである。 |

